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オンラインとオフラインの融合を目指すイオンスタイル有明ガーデンの実証実験

広報部

2020.10.14

総合スーパーのイオンなどを展開するイオンリテール株式会社は、2020年10月6日から「イオンスタイル有明ガーデン」にてリアルとデジタルを融合した各種設備の実証実験を開始すると発表しました。新型コロナウイルスの影響により、消費者の生活様式は大きく変わりつつあり、その変化に対応するための施策の一つです。

今回は、イオンスタイル有明ガーデンでの実証実験の内容を見ていきましょう。

3つの新たな取り組み・実証実験

イオンスタイル有明ガーデンでは、デジタルサイネージやAIカメラなどを活用して顧客の購買行動を可視化、快適な買い物環境の提案や店舗オペレーションの効率化などを検証する目的で実証実験が行われます。

大きく次の3つの取り組み・実証実験が行われ、オンラインとオフラインを融合するための実証実験となっています。

商品棚に動画配信できる「ビデオレール」

ビデオレールは消費者との接点づくりのためのデジタル販促として活用されており、商品棚に設置できるデジタルサイネージです。ビデオレールで表示するコンテンツ内に2次元バーコードを設置し、読み取ることで商品の紹介やレシピの紹介などを行います。将来的にはオンラインショップへの遷移まで対応する予定であり、オンラインとオフラインの融合のための取り組みとして推進していく予定です。

どこでもレジ レジゴーのセキュリティゲート検証

イオンの一部店舗ですでに開始している貸し出しスマホを利用したスマートレジ決済の「レジゴー」ですが、イオンスタイル有明ガーデンでも導入されます。今回の検証では、専用レジでの会計後に貸し出しスマホに表示される2次元バーコードをセキュリティゲートにかざし、買い物を完了する仕組みを検証する予定です。今後はレコメンド機能の追加や買い物中のメニュー提案も予定しているとのこと。

AIを活用した滞在人数把握と年齢認証

店内に設置したAIカメラを活用し、滞在人数把握と年齢認証対応の実験も行われます。滞在人数把握は3密防止の取り組みとして行われ、売り場の滞在人数を計測して混雑前にレジの応援、入店制限を行うために利用されます。くわえて、消費者の年齢をAIカメラが推定し、未成年者の場合には酒の販売時などに確実な声掛けが行えるように専用端末にアラートが通知される仕組みを構築。

変容する生活様式に対応することが求められる

新型コロナウイルスの感染拡大により、私達の生活様式は大きく変わりつつあります。主に非対面・非接触ニーズが高まっており、オンラインを活用した柔軟な購買体験が必要とされているのです。

今回の実証実験は、消費者に対する利便性の向上・新たな購買体験提供の目的だけでなく、従業員にとっても業務オペレーションの負担軽減も目的としています。新型コロナウイルス収束後も現在の流れは続くことが予想され、企業側は変容する消費者の生活様式に対応することが求められていると言えるでしょう。

〈参照〉イオンスタイル有明ガーデン/非接触強化で動画配信販促・AIカメラ導入/流通ニュース

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