関東地方を中心にホームセンターを展開するカインズは、2020年6月11日に自社で初となるWebメディアの「となりのカインズさん」をオープンしました。この記事では、ホームセンターを遊び倒すメディアと題された「となりのカインズさん」の概要から作られた背景について紹介します。
「となりのカインズさん」の概要
「となりのカインズさん」は、未来のホームセンターの可能性を模索する参加型のWebメディアです。店舗メンバーや顧客、取引先メーカー、クリエイター、研究者たちとともに日常の暮らしの中に広がる無限の可能性を追求することとしています。
「となりのカインズさん」では、さまざまな立場の人々がカインズ製品を活用したエンターテインメント性に富んだ記事が公開されており、自社ブランドの製品を紹介するだけでなく、読み物としても楽しい記事が多く用意されています。
「となりのカインズさん」が作られた背景
カインズは30年以上にわたって暮らしの隅々まで見つめてきた結果、取り扱う商品やサービスは多岐にわたり、各分野における専門的な知識やノウハウが蓄積していました。加えて、地域のインフラとして顧客が抱える課題に接する機会も多く、暮らしに関するさまざまなアイデアやヒントが生まれやすい環境にあります。
しかし、これまでのカインズではこのようなアイデアや課題について、共有・共創・発信できる場がありませんでした。そこで、顧客やメーカー、カインズを通じて創作活動を行うクリエイターやアーティンストなどのカインズにかかわる人々を「カインズさん」と位置づけ、それぞれの立場から自由な発送でコンテンツを配信する「となりのカインズさん」が作られたのです。
「となりのカインズさん」という表現のプラットフォームを通じ、「カインズさん」同士のコミュニケーションの輪が広がることを願っています。
自社ブランドの認知から購入までを実現
「となりのカインズさん」では、記事の中で自社ブランドの製品が紹介されており、記事から直接カインズのECサイトへと飛ぶことが可能です。今までカインズの製品を知らなかった顧客も、記事を通して認知してからスムーズに購入までのアクションを起こせます。
「となりのカインズさん」は、Webメディアとしてカインズの自社ブランドを認識してもらうだけでなく、購入までの導線を作ることも実現しており、カインズのECプラットフォームとして機能していると言えるでしょう。
