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EC市場変動の裏で躍進するShopifyとは?従来ECプラットフォームとの違い

2020.03.31

〈画像〉Shopifyより

Amazonや楽天市場など、ECモールとも呼ばれるサイトが主権を握り続けていたEC市場ですが、変動の時を迎えています。強力な集客力をもつECモールから離れ、異なるECプラットフォームを利用する企業が増えてきているのです。

今回は、EC市場の変動状況や、新たなECプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」について紹介します。

EC市場は変動の時を迎えている

いままで、多くの有名企業がAmazonや楽天市場などのECモールを活用し、ECショップを開設していました。しかし、ディズニーやナイキ、ワークマンなどがこれらのECプラットフォームから離脱します。ECモールは非常に集客力が高いというメリットがありますが、出品者のブランドが認知されにくいというデメリットもあるのです。

他商品との差別化が難しいため、日用品などはECモールでの販売が向いている商品といえます。しかし、ブランドとして指名買いされるような場合は、独自のECサイトで販売したほうが利益に繋がりやすいもの。

また、ECモールに出店する際には、出店料や売上の一部を手数料として支払わなければなりません。販売規模が大きくなるほど、これらの手数料は売上の足を引っ張る要因になります。このこともECモールよりも独自ECサイトで販売するほうが、利益を上げやすい理由の一つです。

このような背景があり、有名企業のECモール離れが進みつつあります。昨今では、誰もが簡単にECサイトを用意することができるようになってきました。そのなかの一つが「Shopify」です。

新たなECプラットフォームとして注目される「Shopify」

ShopifyはECサイトの作成・運営を支えるプラットフォームです。カナダの企業が運営しており、175カ国で100万ショップ以上の導入実績があります。Shopifyではサーバーやネットワークを個別に用意する必要がありません。ITインフラを意識することなく、ECサイトの作成・運営に注力することが可能なのです。

Shopifyはサブスクリプション型のサービスであり、ベーシックプランでは月額29ドルと安価である部分も人気の要因の一つとなっています。多言語・多通貨・海外配送も対応できるため、世界中で利用する企業が増えてきています。

さらに、ECモールと異なり中間業者が存在しないため、顧客との関係が築きやすくなるメリットも。ECモールを利用している場合、顧客との間にAmazonや楽天などが入るため、顧客情報を直接入手しづらいものでした。Shopifyは出店者の裏方に徹しているため、出店者は顧客に直接商品を販売することが可能です。

顧客からのフィードバックを直接受けることもでき、顧客動向を掴むことでパーソナライズされたマーケティング施策を講じることも可能となります。

Shopifyは新たなECプラットフォームとして注目されており、Amazonや楽天市場などのECモールと肩を並べる存在になるのではないかと見られています。 〈参照〉Shopify(ショッピファイ)とは何か?なぜアマゾン・楽天キラーと呼ばれるのか/ビジネス+IT

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