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コロナの影響でテレワーク実施率が急増!数字で見る日本のテレワーク事情

2020.06.30

2020年6月16日に、東京商工会議所がテレワーク実施状況の緊急調査結果を発表しました。そのなかでは、中小企業のテレワーク実施率は67.3%となり、緊急事態宣言の発令前となる3月時の26%から急増していることがわかります。

今回は、急増したテレワーク実施率の詳細とあわせて、そのほかの調査結果からテレワーク事情を見ていきましょう。

半分以上の中小企業がテレワークを実施

東京商工会議所では、緊急事態宣言の発令後に会員の中小企業を対象に、テレワークの実施状況を調査しました。その結果、中小企業の実施率は67.3%と半分以上の企業がテレワークを実施していることがわかりました。

この調査は5月29日~6月5日の間で実施されたものであり、1,111社が回答しています。

実施率は会社規模によっても異なっており、300人以上の規模では90%に達しているとのこと。しかし、30人未満の企業では実施率は45%にとどまっており、規模が大きいほど実施率が高いことがわかります。

テレワークの実施率が高い業種

株式会社カオナビが実施した別の調査では、リモートワークの実施率は全国で35.5%、首都圏で52.2%と発表されています。こちらの調査は、20代から60代の自由業を除く有業者9,721名に対して、Web上でアンケートを取ったものです。

このアンケートによれば、実施率が高い業種は「IT・インターネット」で68.4%となっています。続いて「金融(50.5%)」「通信・インフラ(44.8%)」という結果となりました。反対に実施率が低い業種は「小売・外食(22.8%)」「流通(25.3%)」となっています。やはり、IT関連業界は実施率が高いことがわかります。

参照元:リモートワーク実施率(時事ドットコムニュース)

テレワークの実施率が高い職種

また、同調査では職種によるテレワーク実施率も調査されました。調査結果によると「営業職」が51.6%となり、テレワークの実施率が最も高い職種となっています。続いて「事務系管理職(46.5%)」「事務職・技術系事務職(44.4%)」という結果となりました。

反対に実施率が低い職種は「ドライバー(0.4%)」「工場などの生産職(2.1%)」です。職種としては、ホワイトカラーの実施率が高い傾向にあることがわかります。

テレワークの実施にはばらつきがありますが、全体的に見るとテレワークの実施率は高まっています。テレワーク環境の整備不足や、マネジメント上の課題などもテレワークの実施率に影響を及ぼしているといえるでしょう。

しかし、今後もテレワークの重要性は高まることが予想され、多くの企業でテレワークが実施されることになると考えられます。

〈参照〉中小のテレワーク実施率が67%に急増 東商が調査/THE SANKEI NEWS

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