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AIに代替されやすい仕事/されにくい仕事とは?

広報部

2022.07.12

今回は、AIに代替されやすい業務と代替されにくい業務を解説します。
AIに関する知識を深め、DXを実現するための技術の1つとして、自社業務へのAIの有効的な活用方法を模索していきましょう。

AIに代替がされやすい仕事とは?

AIに代替がされやすい仕事として、
単純作業の繰り返し、条件ごとの分岐によるパターン化された回答が可能な業務はAIによる代替がされやすく、下記のような業務が考えられます。

・データ入力や転記業務
・コールセンター業務

データ入力や転記業務については、AI-OCR技術の活用によってすでに自動化されています。
コールセンター業務については、すでに普及が進んでいるAIチャットボットやボイスボットを活用することで効率的な対応に加え、業務時間外での対応も可能になり、オペレーターの業務負担軽減を実現できます。

AIに代替されにくい仕事とは?

AIに代替されやすい業務がある一方、AIに代替されにくい業務も存在します。
具体的には、人間の感情や心情を読み取ることを必要とする業務はAIに代替されない可能性が高いです。
例えばコンサルタント、医者、看護師、介護士、教師、カウンセラー、などの仕事はなくならないと言えるでしょう。
とは言ったものの、いずれの仕事についても単純作業を伴うプロセスが存在し、その一部・または大部分が代替される可能性は大いに考えられます。AIに代替されにくい仕事であっても、今後のAIの発達には主眼を置く必要があるでしょう。

AIが仕事を代替するメリットとデメリット

上述、AIに代替されやすい仕事、されにくい仕事を紹介しました。
ここでは、人間が担っている業務をAIが代替することによるメリットとデメリットについて紹介します。

メリット

・単純業務の繰り返しがAIによって代替されることで従業員の残業時間や総労働時間の削減が可能になる
・業務省力化のよって生み出された時間を自社の売上拡大につながる戦略立案やマーケティング/ターゲティング活動などの業務に充てることが可能になる

デメリット

・AIの活用により、これまで単純作業の繰り返し・条件ごとの分岐によるパターン化された業務に従事していた人材の雇用がなくなる
・不具合やAIの暴走が起きた際にサービス停止や業務停止などの影響が出る可能性がある

このようなリスクを回避するためにも、マネジメント側の人間と現場の人間とのコミュニケーションを取る、社内でAIやRPAに関するノウハウを蓄積することが大切と言えるでしょう。

まとめ

今後、社内業務においてAIの導入を検討している場合、
上記のようなAIによる代替がされやすい業務/代替されにくい業務を把握したうえで、AIを導入することによるメリット・デメリットを理解し、AIと人間の協働体制を築くことが必要と言えるでしょう。
また、DXを実現させるための技術のひとつとして、AIの活用は大いに有効的であると言えるでしょう。

<参考>AIに代替される仕事とは?AIと人間の協働体制を構築した業界事例をご紹介

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