新型コロナウイルスの影響により、飲食業界は多大な影響を受けています。誰もが知る有名飲食店であっても、相次いで閉店する飲食店が増えている現状です。そんななかで、顧客として飲食店にできることは何でしょうか。今回は、飲食店の現状について簡単に紹介し、継続してもらうために顧客ができる5つの方法を紹介します。
有名飲食店も相次いで閉店する現状
2020年10月31日には、皿洗いをすると1食分が無料となることで有名な京都市上京区の餃子の王将が閉店しました。そのほかにも、ミシュランガイドで星を獲得した都内の有名フレンチやモダンイタリアンが閉店するなど、老舗の有名飲食店が相次いで閉店しています。
飲食業は薄利多売の業種ですが、大手の飲食店予約サイトのTableCheckによれば10月の1店舗あたりの来店人数は約43.1人であり、前年同月比22.3%減という状況です。9月の約35.4人に比べると増えてきてはいますが、まだ復調できているとはいえないでしょう。
4月の緊急事態宣言発令により、売上が激減した影響がいま表立って現れてきている状況です。
飲食店を継続してもらうために顧客ができる5つの方法
顧客として飲食店を継続してもらうためにはどのようなことができるのでしょうか。飲食店の売上を支えるためにできる簡単な5つの方法としては、次のようなことが挙げられます。
- 訪問頻度を増やす
- あともう1品注文する
- 普段より少し高いものを注文する
- 友人、知人を連れてくる
- テイクアウト、デリバリーを利用する
飲食店で一度閉店が決まってしまうと、後から覆すことは非常に難しいものです。しかし、飲食店を応援するために私達ができることは難しいことではありません。馴染みの飲食店や閉店してほしくない飲食店がある方は、こちらの5つの方法を試してみてはいかがでしょうか。
店舗側でもこの5つを誘発する施策を取る
店舗側としても対策としてこの5つを誘発する施策を取ることが重要です。
例えば、訪問頻度や友人・知人を顧客が連れてきたくなるような施策として、ポイントサービスや友人招待で割引となるクーポンを配布するなど、いくつかの施策が考えられます。また、オンラインに対応していない場合は、テイクアウトやデリバリーをオンラインで実施できるようにすることが有効です。
新型コロナウイルスによってテイクアウトやデリバリーの需要は増しており、Uber Eatsや出前館などのフードデリバリーの存在感は大きくなっています。店舗側としても、顧客にこの5つの方法をとってもらうための施策を実施することが重要と言えるでしょう。