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コロナ禍の新しい接客手法「接客オンデマンド」とは

広報部

2021.03.10

新型コロナウイルスの影響によって新しい生活様式が普及しはじめている今、小売店における接客手法も新しく進化したものになってきています。その一例として、オンラインで接客を行う「接客オンデマンド」が挙げられるでしょう。

今回は、ビックカメラなどの家電量販店でも導入された接客オンデマンドについて紹介します。

「最高の接客をいつでもどこでもオンラインで」を実現

接客オンデマンドは新型コロナウイルスの影響で外出が制限されるなかでも、お店の接客が自宅で受けられるように開発されたサービスです。オンライン接客支援サービスとしてビーモーション株式会社が開発・販売しています。

接客オンデマンドはパソコンやスマートフォンで通販サイトから専用リンクでアクセスすると、オンライン上で接客が開始される仕組みです。ブラウザを利用するため専用のアプリダウンロードや事前予約などが不要であり、利用者のプライバシー保護も考慮したサービス設計となっています。

ビックカメラでの活用事例

ビックカメラでは2020年9月から同社の通販サイトであるビックカメラ・ドットコムにおいて、ダイソン製スティッククリーナーの商品説明や実演をオンラインで提供するために、接客オンデマンドを活用したサービスを開始しました。

ビックカメラでサービスが行われていた際は、ビックカメラ・ドットコムのサイトにて接客オンデマンドが利用できる商品ページにバナーが設置されており、そのバナーから直接オンラインで接客が受けられるようになっていました。

同サービスは好評につき2020年10月まで延長され、多くの顧客が満足できたとコメントしています。

2021年3月に一部の家電量販店で試験導入中

2021年3月には、新潟・石川・長野の一部家電量販店において、エプソン制家庭向けプリンターの商品説明や実演をオンライン上で提供するサービスが試験導入されています。

システムは店舗とECサイトのどちらにも対応可能であり、オペレーターやスタジオ機材の準備・運用・接客シナリオ・イベント企画などのオンライン接客に関わる業務をワンストップで支援。現在は有人接客が主体ですが、今後はアバターキャラクターが対応する「SDバーチャル」やチャットボットを活用した「SDボット」などもリリース予定です。

アフターコロナにおいても、利便性の高い接客オンデマンドは活用され続けることが予想されます。今後は家電量販店だけでなく、さまざまな業種でも見かけることになるかもしれません。

〈参照〉【口コミ掲載あり】オンライン接客サービス「接客オンデマンド」、ビックカメラ・ドットコムのコードレス掃除機販売において大好評につきサービス期間を延長決定/PRTIMES

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