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テレワークを効率的に行うためのコミュニケーション環境とは

広報部

2020.06.30

新型コロナウイルスの影響により、テレワークの実施企業は急激に増えました。しかし、テレワークでのコミュニケーションの取り方に不安を覚える方もいるのではないでしょうか。実際に、NTTコミュニケーションズが行った2018年実施のアンケートでは、生産性やコミュニケーションに関する不安の声が聞かれました。

今回は、テレワークにおけるコミュニケーション環境の構築に関する概要から、具体的なコミュニケーションツールについて触れていきます。

テレワークではコミュニケーション環境の構築が必須

テレワークでは対面によるコミュニケーションが難しく、実際にコミュニケーション面で不安を覚える方も多くいます。テレワークを成功させるためには、コミュニケーション環境の構築が必須と言えるでしょう。

2018年にNTTコミュニケーションズが実施したアンケートでは、導入済みのICTツールについても確認しています。そのなかでは「勤怠管理システム(82.8%)」「TV/Web会議(82.0%)」「グループウェア(80.6%)」「ファイル共有システム(80.2%)」という結果になりました。

2018年当時にテレワークの導入を検討している状態の企業であっても、TV/Web会議やグループウェアはすでに導入済みであることがわかります。これらは、もともと業務効率化のために導入したと考えられますが、テレワークにおけるコミュニケーション環境の構築にも活かせます。

TV/Web会議ツールにはどのようなものがあるのか

世界中の多くの企業で利用されているものとしては、Cisco社が開発したクラウドWeb会議サービス「Cisco Webex Meetings」が挙げられます。Cisco Webex Meetingsは、パソコンだけでなくスマートフォンでも利用でき、最大で4万人が参加できるWeb会議を実施可能です。

また、近年人気が高まっているサービスとしては「Zoom」が挙げられます。「Zoom飲み会」という言葉も生まれるほど、一般的に利用され始めていることがわかりますね。もちろん、Zoomも仕事のツールとして利用でき、教育関係者向けに無料提供されたことも注目を集める要因の一つとなりました。

その他のコミュニケーションツール

テレワークでは文字ベースのコミュニケーションも多いものです。その際に利用されるツールとしては「Chatwork」や「Slack」といったビジネスチャットツールが挙げられます。どちらもビジネスチャットツールとして有名であり、実際に会社のなかで利用されている方も多いのではないでしょうか。

これらの文字ベースのコミュニケーションツールを利用する際は、細かいニュアンスの伝え方が重要です。文字だけでは情報量が少なく、対面時と違って予期せぬ意図で相手に伝わってしまうことも。ある程度の慣れが必要となりますが、TV/Web会議ツールとあわせてテレワークにおけるコミュニケーション環境の一端を担うツールといえるでしょう。

テレワークにおけるコミュニケーション問題は、TV/Web会議・ビジネスチャットといったコミュニケーションツールを用意し、適切に利用することで解決できます。テレワークのためのコミュニケーションツールは、ほかにも多くのツールが存在しますが、まずは今回紹介したツールから利用してみてはいかがでしょうか。

〈参照〉テレワークで成果を出す鍵は、コミュニケーション環境にあり/Bizコンパス

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