イオン琉球では、4月1日より石垣市内の中心エリアでイオンネットスーパーのサービスエリアを開始しましたが、6月1日に石垣地区でのサービスエリアを拡大することを発表しました。今回のエリア拡大によって、市内約2万世帯へのサービスが可能となっています。
今回は、イオンネットスーパーの沖縄エリア拡大とあわせて、サービス内容についても紹介していきます。
イオンネットスーパーとは
イオンネットスーパーは、イオンリテール株式会社が提供するネットスーパーサービスです。「おうちでイオン」をコンセプトにネット上で商品を注文し、消費者の近隣のイオン店舗から自宅に商品を届ける仕組みとなっています。
日本全国に広く展開するイオン店舗が対象となっており、ほとんどの都道府県で利用可能です。対象の地域は限られていますが、イオンネットスーパーのWebサイトから対象地域の検索が行なえます。
イオンネットスーパーでは、生鮮食品から日用品・化粧品・医薬品・ベビー用品など、多種多様な商品が取り扱われており、消費者にとって非常に便利なサービスとなっています。
沖縄石垣エリアでのサービス内容
そんなイオンネットスーパーが沖縄石垣エリアで6月1日に拡大します。同エリアでは4月1日からサービスを開始していますが、新たに石垣市内の大浜地区、真栄里地区、平得地区が対象となりました。その結果、約5,500世帯が追加対象となることで市内あわせて約2万世帯へのサービス提供が可能に。
また、配送車を2台体制にし、あわせて国土交通省の特例措置によるタクシー業者との連携によって一日最大60件まで配達が可能になったとのことです。
なお、注文締め切り時間や配達時間は店舗ごとに異なりますが、14時までの注文で当日配送が可能となっており、1回の配達につき送料は税込み330円となっています。
今後は秋ごろをめどに竹富島、小浜島、西表島までサービスを拡大する予定となっています。
拡大し続ける小売のEC化
イオンといえば誰もが知るスーパーマーケットでしょう。そんな大手小売企業においても従来の販売戦略に頼るだけでなく、オンラインと融合させてEC事業を推し進めることでさらなる拡大を目指しているのです。
新型コロナウイルスの影響によってイオンネットスーパーの利用は拡大しており、今後もこの流れは続くことが予想されます。もともと小売のオンライン化は叫ばれ続けていたことですが、コロナ禍でより喫緊の課題になったと言えるでしょう。
変化する消費者動向にあわせるためにも、小売のEC化は今後さらに拡大・加速すると予想されます。