2020年7月29日に、株式会社ONE COMPATHとCBcloud株式会社が業務提携を締結しました。この業務提携により、ONE COMPATHが運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!（シュフー）」、CBcloudが運営する「Pick Go 買い物代行」が連携します。両サービスが連携することで、電子チラシから買い物代行の依頼が可能となるサービスを2020年内にリリースする予定です。
今回は、両社の運営するサービスの概要から、サービス連携により実現できることを紹介します。
電子チラシから買い物代行の依頼が可能に
Shufoo!は月間1,100万人が利用し、11万店舗の情報を掲載する電子チラシサービス・アプリです。ユーザーはいつでもどこでも無料でチラシを見ることができ、ドラッグストアや家電量販店など、さまざまな店舗の電子チラシを閲覧できる日本最大級のWebサービスとなっています。
Pick Goは2020年4月27日に誕生した新しいサービスであり、主に企業間の配送を担うフリーランスのドライバーと荷主をつなぐマッチングアプリです。まだ新しいサービスでありながら、1万5,000人以上のドライバーが登録しており、流行りのデリバリーサービスを実現できるサービスとなっています。
両サービスが連携することで、Shufoo!の電子チラシに掲載された商品を選択し、Pick Goによって買い物代行を依頼できるようになるのです。
サービス連携によってもたらされるもの
このサービス連携により、ユーザーはより便利で新しい消費体験を得られるようになります。また、ユーザーだけでなく、店舗情報を掲載する企業は両サービスに情報を連携させることができ、商品の注文・購入・配送までを実現することで、新たな顧客創出の機会が獲得可能です。
さらに、買い物代行を必要とするユーザーを支援することもでき、ユーザー側・店舗側の双方にメリットのある新しいサービスとなっています。
加速するデリバリーサービス
Pick GoのようなデリバリーサービスとしてはUber Eatsや出前館が挙げられ、新型コロナウイルスの影響下にある昨今では、外出自粛の影響もあって非常に需要が高まっています。また、Pick Goでは食品以外のデリバリーにも対応しており、より広範囲な業種に対するデリバリーサービスを提供可能です。
オンラインショッピングは利用者の増加に伴い、物流への負担が大きくなっていますが、Pick Goのような新たなデリバリーサービスによって、その負担を軽減することができるのではないでしょうか。ユーザーにとっても利便性が高まるため、買い物代行を依頼するユーザーは増え、デリバリーサービスが加速することが予想されます。
