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ECと店舗の統合だけじゃない!富士通のeコマース構築ソリューション「SNAPECシリーズ」

広報部

2020.10.07

新型コロナウイルスの影響によって、小売・流通業界はいま大きな変化が求められている時期と言えるでしょう。特に店舗を主体とした経営を行う企業はECへの対応がより強く求められています。すでにECに対応済みであったとしても、オムニチャネルへの対応などへの課題を抱える企業は多いのではないでしょうか。

今回はそんな課題に対応するソリューションとして、富士通のeコマース構築ソリューションの「SNAPECシリーズ」を紹介します。

富士通のSNAPECシリーズとは

富士通のSNAPECシリーズは、顧客への新たな体験価値の提供と業務システムの効率化を両立するソリューションです。店舗・EC・モールを含めてあらゆる顧客接点を連携させ、顧客一人ひとりに価値のある購買体験を実現できます。さらに、業務を支えるバックエンド機能も充実させることができ、業務効率化も実現可能なソリューションとなっています。

たとえば、店舗・EC・モールなどで運営・出店している場合、在庫の管理やシステムによって異なる管理画面への対応、配送業務の効率化などの課題が挙げられるでしょう。それらの課題をSNAPECシリーズは解決することができ、販売機会の最大化も望めるソリューションなのです。

SNAPECシリーズでできること

SNAPECシリーズは大きく次の3つの商品体系となっています。

  • SNAPEC-EX:eコマース、モール、ネットスーパーなどの構築
  • SNAPEC-FORCE:レコメンド、サイト検索、メール配信などの機能サービス
  • SNAPEC-PF:マイクロサービス、サブスクリプション、シェアリングサービスなどのプラットフォーム

それぞれの商品体系のなかでも複数のサービスを提供しており、組み合わせて活用可能です。ある事例ではSNAP-EXによって別々に運営していた2つのECサイトを統合し、SNAPEC-FORCEのサービスを組み合わせたところ、受注額が約20%増加し、「ついで買い」を促進できたことで約10%の購入額増を実現した事例もあります。

そのほかにも、来店客がレジに並ぶこと無くスマートフォンだけで買い物ができるスマートPOSアプリと、その基盤システムとしてSNAPEC-PFのサービスを利用し、新型コロナウイルスの影響によって注目を集めるレジレスを実現した事例も。

BtoCだけでなくBtoBにおいてもECの活用は進んでいる

ECはBtoCのイメージが強いものですが、近年ではBtoBにおいても活用が進んでいます。小売企業だけでなく、BtoB向けのビジネスを展開している企業からの問い合わせも非常に増えているとのこと。

新型コロナウイルスによって取引先に直接出向いた営業が難しいこともあり、従来の販売方法が利用できないケースが考えられるのです。

今後はECと店舗の垣根はますます低くなり、オンラインとオフラインの融合は当たり前のものになるかもしれません。SNAPECシリーズは、小売・流通業にとどまらないさまざまな事業への貢献が期待されるソリューションと言えるでしょう。

〈参照〉富士通/ECの新たな顧客体験と業務システム効率化を実現「SNAPEC」/流通ニュース

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