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独自データ基盤をもとにしたデジタル広告提供開始/ヤマダデンキ×サイバーエージェント

広報部

2021.04.15

2021年4月1日に、ヤマダデンキとサイバーエージェントは消費者の購買体験の向上を目的にヤマダデンキの販促DXにおいて業務提携を締結しました。新たに提供される「ヤマダデジタAds」は、家電量販店業界最大の販促プラットフォームとなります。

今回は、ヤマダデジタルAdsの概要から実現することについて見ていきましょう。

公式広告メニュー「ヤマダデジタルAds」とは

ヤマダデジタルAdsは、ヤマダデンキが保有するデータを統合した販促データ基盤と独自の購買データを活用した公式広告メニューです。ヤマダデジタルAdsは販促DX戦略パートナーとしてサイバーエージェントと共同開発されたものであり、ヤマダデンキが保有する全国約700店の実店舗やECサイトの購買データ、ヤマダ会員データなどを統合しています。

これらの購買データなどを活用し、会員顧客の属性・興味関心と購買傾向などを紐付けたデジタル広告の提供を行います。

ヤマダデジタルAdsで実現すること

ヤマダデジタルAdsは、オンライン広告から店舗の棚前サイネージ、公式アプリ通史などを活用してメーカーのブランディングから来店・購買までの販促支援を実現可能です。主に次のような販促マーケティングの提供が可能となります。

  • メーカーのブランディングを考慮した広告クリエイティブ制作から広告配信
  • 実店舗への来店促進
  • ヤマダデンキ店舗内に設置する7,000面の棚前サイネージを活用したデジタルPOPの運用
  • 購買データの分析
  • ヤマダデンキ公式アプリ、SNSによるプシュ通知の運用、効果検証

広告の制作から配信、運用、効果検証までの一気通貫となる販促マーケティングが可能となるのです。

消費者一人ひとりに合わせた販促が可能に

ヤマダデジタルAdsが目指すものは、顧客に対して「便利で楽しく価値ある購買体験の提供」することにあります。顧客が購入した商品の傾向などをもとに、メーカーの新製品情報などの興味関心に沿った情報を提供し、来店時には限定クーポンや店舗内のお買い得商品情報なども配信。

インターネットが発達したことで消費者は非常に多くの情報を取捨選択しながら生活しています。効果的な販促活動のためには、消費者一人ひとりに合わせた販促活動が必須であり、ヤマダデジタルAdsはそのためのツールになっていると言えるでしょう。

〈参照〉ヤマダデンキ/購買データを活用したデジタル広告導入で販促DX/流通ニュース

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