
ライフコーポレーションはアマゾンを通じて行っている生鮮配送のエリアを2021年4月28日から拡大しました。新たに大阪府の10市が追加され、約80のエリアで配送が可能となっています。
今回は、追加された生鮮配送エリアの紹介と併せて、ライフ×アマゾンの生鮮配送サービスについて見ていきましょう。
ライフ×アマゾンの生鮮配送サービスの概要

ライフとアマゾンが提供する生鮮配送サービスは、最短2時間で生鮮食品を配送するサービスです。ライフの実店舗で取り扱っている新鮮な野菜・果物・精肉・鮮魚をはじめ、ライフのプライベートブランド商品など合計数千点が対象となっています。
これらの商品をアマゾンのWebサイトやショッピングアプリを使用してオンラインで注文できます。配送時間は当日または翌日の12時~22時(一部のエリアは12時~20時)で2時間単位の配達時間が指定可能です。
ライフとアマゾンの生鮮配送サービスは2019年9月からサービスを開始しており、随時配送エリアの拡大を行っています。
追加された大阪府の10市
今回新たに追加された大阪府の10市は次のとおりです。
- 茨木市
- 交野市
- 門真市
- 四条畷市
- 大東市
- 高槻市
- 寝屋川市
- 東大阪市
- 枚方市
- 守口市
今回のエリア追加によって大阪府では大阪市21区と13市が配達可能エリアとなりました。その他にも、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・兵庫県の一部エリアが配達可能エリアとなっており、今後も順次拡大していく予定です。
新しい生活様式への対応が進む

ライフ×アマゾンの生鮮配送サービスは2019年から開始されており、新型コロナウイルスの流行前から実施されていました。もともとは顧客の利便性向上が大きな目的としてはじめられたと考えられますが、今では非接触ニーズの高まりによって、新型コロナウイルスの感染防止策の一つとしても利用されています。
飲食業界でもテイクアウトやデリバリーの需要は高まっており、スーパーにおいてもドライブスルー形式で事前に注文した商品を受け取るピックアップサービスを提供する店舗も増えてきています。これらは新型コロナウイルスを期に大きく変わった消費者の新しい生活様式に対応するものです。
これらの施策に共通することは、従来のアナログ中心の施策からデジタル中心の施策に移行していることだと言えるでしょう。さまざまな業界でDX化が推進されていますが、このような事例から見ても飲食・小売業界こそ先んじてDX化が必要と言えるのではないでしょうか。
