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オフラインからEC利用!JR高松駅にデジタルサイネージ型無人店舗がオープン

広報部

2021.06.01

JR高松駅にデジタルサイネージ型無人店舗が2021年4月27日にオープンしました。この店舗はJR高松駅を利用する通勤・通学者や、四国を訪れた観光客などに新しい買い物様式を体験してもらうために設置されたものです。

今回は、JR高松駅に設置されたデジタルサイネージ型無人店舗について紹介します。

デジタルサイネージ型無人店舗の概要

JR高松駅コンコース(DAITEMMAI横)に設置されたデジタルサイネージ型無人店舗は、オフラインとオンラインを融合した新しい買い物体験を提供します。

使い方としては、商品棚やデジタルサイネージで表示される商品を選び、気になる商品をデジタルサイネージ上でタッチすると商品説明とQRコードが表示されます。そのQRコードをスマートフォンなどで読み取ることでECサイトへと遷移し、送付先や決済方法を選択することで後日商品が届く仕組みです。

実物を直接確認でき、商品は後日自宅などに配送されるため、オンラインとオフラインの両方のメリットを活かした新しい買い物体験が実現しています。

その場で商品を直接確認して自宅にお届け

デジタルサイネージ型無人店舗の最大の特徴は、その場で商品を直接確認できることと、商品を持ち帰る手間が無いことです。デジタルサイネージとサンプル商品棚が併設されているため、商品の素材や情報を直接確認できます。

また、持ち帰りが難しい大きな商品であっても、手持ちのスマートフォンでQRコードを読み取るだけで直接ECサイトに接続できるため、商品の持ち帰りによる不安を持つことなく買い物が可能です。現在は四国の名産品や四国企業の商品、JR四国の旅行業商品などに限定されていますが、将来的には全国の良い商品を高松駅で購入できることを目指しているとのこと。

オンラインとオフラインの融合で多くのメリットが得られる

デジタルサイネージ型無人店舗は、オンラインとオフラインを上手に融合した事例の一つとなっています。オンラインのメリットである手軽さと、オフラインのメリットである商品を直接確認できる点が上手に組み合わされていると言えるでしょう。

また、商品の決済から配送の手続きはその場で店員が行う必要がなく、省人化も実現できます。新型コロナウイルスの影響で非接触ニーズが高まっている近年では、店員とのやり取りが不要である点も消費者目線ではメリットの一つとなるでしょう。

デジタルサイネージ型無人店舗は、販売側と消費者側の双方にメリットをもたらす新しい買い物手法となっており、今後の拡大が期待されます。

〈参照〉高松駅におみやげ品の無人店舗がオープン!自宅まで宅配してくれるらしい。/pugkko.com

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