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好調が続くいなげや、独自の取り組みが功を奏す

広報部

2021.06.25

関東地方を中心にスーパーマーケットを展開するいなげやは、新型コロナウイルスの影響下においても好調が続いています。その背景には、いなげやの独自の取り組みによるDX推進が効果として現れていると言えるでしょう。

今回は、いなげやの最新の売上高情報と併せて、独自の取り組みについて紹介します。

5月の全店売上高は171億円

いなげやが発表した5月の月次売上情報によると、全店売上高は171億5300万円でした。いなげやは新型コロナウイルスの影響下にあっても同水準の売上高で推移を続けています。

  • 2021年01月:全店売上高155億円
  • 2021年02月:全店売上高152億円
  • 2021年03月:全店売上高160億円
  • 2021年04月:全店売上高157億円

最新の2021年5月には171億円と今年に入り最も高い売上高となりました。好調が続くいなげやですが、その背景には独自の取り組みがあると言えます。

いなげやが実施する独自の取り組み

いなげやは2020年12月に自社Webサイトをリニューアルし、2021年3月からはLINEミニアプリを使った取り組みを実施しています。

自社Webサイトのリニューアルでは「見やすく・わかりやすく・探しやすい」をポイントに、スマートフォンでも見やすいWebサイトとなりました。加えて、利用店舗を登録して常にチラシをトップページに表示するコンテンツを実装するなど、顧客一人ひとりに併せた情報の提供ができるようになっています。

LINEミニアプリではクーポン配信や、会員カードの「ing・fan(アイエヌジー・ファン)」と連携して顧客に合わせたクーポンの発行や利宝するほど特典が得られるロイヤリティプログラムとして運用するなど、ダイナミックプライシングを取り入れる方針です。

このような独自の取り組みによって顧客満足度の向上に努めています。

DX推進の効果と見て取れる

いなげやが好調である理由としては、これらの独自の取り組みによる顧客満足度の向上が挙げられるでしょう。DX推進によって業務の最適化だけでなく、顧客の利便性向上などを図ることで校長をキープしていると言えます。

新型コロナウイルスによって顧客の生活様式も大きく変わり、スーパーマーケットなどの小売りも顧客ニーズに合わせて変化する必要があります。いなげやの独自の取り組みは、DX推進の一環であり、顧客ニーズをしっかりと捉えられていると言えるのではないでしょうか。

〈参照〉いなげや/4月の全店売上高157億円、既存店10.9%減/流通ニュース

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