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STAFF START×LINEショッピングで実現する販売スタッフのオムニチャネル化と販売強化

広報部

2021.06.01

2020年12月に実店舗の販売スタッフをオムニチャネル化するアプリ「STAFF START」と、LINEからお得に買い物が楽しめるショッピングサービス「LINEショッピング」が連携しました。この連携によってLINEショッピングにおける販売強化が見込め、今後の販売業におけるオムニチャネルの重要性が見えてきます。

今回は、STAFF START×LINEショッピングの概要と併せて、今後の販売業に求められるオムニチャネルの重要性について見ていきましょう。

STAFF START×LINEショッピングで実現できること

STAFF STARTは店舗に所属するスタッフが自社通販サイトやSNS上でのデジタル接客を可能にするStaff Techサービスです。この度のLINEショッピングとの連携によって、STAFF STARTを使用して投稿されたコーディネート画像がLINEショッピングに表示され、コーディネート画像経由で獲得した収益の一部が販売スタッフに還元される仕組みとなっています。

この機能によって、LINEショッピングの利用者はより利便性が増し、販売スタッフも自身への還元があるためモチベーションを向上させることが期待されます。LINEショッピングは会員数が約4000万人であり、顧客との強力な接点であるため、購買に結びつきやすいスタッフコーディネートを表示することで販売強化とともに、自社通販サイトを超えたショッピングプラットフォームの拡大が見込めるとのこと。

SNSを含めた多様な販売チャネルの重要性

STAFF STARTでは、SNS投稿機能としてコーディネート投稿などを個人のInstagramなどのSNSに同時に投稿できる機能がついています。Instagramにもショッピング機能が搭載されており、特にアパレル関連では欠かせない販売チャネルの一つになっていると言えるでしょう。

新型コロナウイルスの影響で実店舗における販売が難しい昨今では、オンライン上の販売チャネルの重要性が高まっています。しかし、従来どおりのECサイトだけに頼った販売手法だけでは集客力が不足する可能性があります。

そこで、多くの人が利用するSNSを活用することで集客力のアップが期待できるのです。アパレル関連だけでなく、飲食業においてもSNSを活用した情報発信・集客は必須となりつつあり、多様な販売チャネルを持つことの重要性が高まっています。

「いつでも」「どこでも」「どこからでも」が求められる

現在でも、スマートフォンがあればECサイトを通じて「いつでも」「どこでも」買い物が実現できる環境はできあがっています。しかし、今後はECサイトだけにとどまらない「どこからでも」買い物が実現できる環境の構築が求められていると言えるでしょう。

オンラインとオフラインの融合も販売チャネルを増やす手法の一つであり、顧客への新しい購買体験の提供につながっています。今回紹介したSTAFF START×LINEショッピングは、SNSを活用した販売チャネルの拡大といえますが、さまざまな販売チャネルを用意することが「どこからでも」を実現する手段となりえるのです。

今後はさらに「オンライン(ECサイト)でも」「SNSでも」「オフラインでも」買い物できる環境が求められていくでしょう。

〈参照〉STAFF STARTがLINEショッピングと提携。LINEでもアパレルブランドのスタッフコーディネート投稿でデジタル接客を開始/PRTIMES

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