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LINEに変わるコミュニケーションアプリとしてInstagramが選ばれるワケ

広報部

2021.08.25

LINEは無料のコミュニケーションアプリとして多くのユーザーを獲得してきました。個人の利用だけでなく、自治体などの公的機関にも取り入れられており、メールに代わるコミュニケーションの一時代を築いたと言えるでしょう。しかし、2021年3月の問題を機にLINEを離れて別のアプリを利用するケースが出てきています。

今回は、LINEからユーザーが離れる理由と併せて、代わりとしてInstagramが選ばれている理由を見ていきましょう。

LINEからユーザーが離れている理由

LINEで2021年3月に個人情報が中国の関連会社から閲覧可能な状態となっていた問題が発生しました。この問題を機に、不安を感じてLINEを離れて別のコミュニケーションアプリを探し始めた利用者が多く発生したのです。

LINEの公式発表では「LINEに対して外部から不正アクセスによる情報漏えいが発生したことはございません」と否定しました。しかし、一方で一部の個人情報に関してグローバル拠点からのアクセスが可能な状態だったことに対する説明が足りていなかった部分が、より利用者に不安を与えたと考えられます。

なぜInstagramがコミュニケーションアプリとして選ばれるのか

LINEに代わるコミュニケーションアプリとしてInstagramが注目されています。Instagramは写真や動画を共有することがメインのSNSですがDM機能がついており、手軽で便利だと支持されているのです。

実際に連絡手段をLINEからInstagramに代えた20代女性は「LINEよりもInstagramのほうが個人的に便利だと思う」とコメントしています。

その理由として、LINEは企業公式アカウントからの通知も多く、友人からの連絡が来ていても埋もれてしまい気づかないことがある点が挙げられました。その他にも、LINEでは既読をつけたら返信をしなければならないと感じてしまいますが、Instagramでは「いいね」ボタンを押すだけで良いため返信がラクだともコメントしています。

対象の女性は「Instagramは周りの友達もほとんど利用しており、周りの近況も把握できて連絡もスムーズに取れる」と説明しました。最近ではまずInstagramのDMから交流を始めることが多いともコメントしています。

InstagramのほかにTwitterのDMを利用する例も

Instagramのほかには、TwitterのDMを利用する例も見受けられます。特に直接面識のない相手との連絡手段としては積極的に利用されており、いまや一般的な連絡手段の一つと言えるでしょう。

SNSは不特定多数に向けて情報を発信する機会が多いツールと言えますが、近年では個人的なコミュニケーションツールとしても活用されているのです。

〈参照〉LINE「情報漏れ」怖くて離れる人たち 代わりのアプリ「インスタグラム」に脚光/JCASTトレンド

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