動画プラットフォーム事業などを展開するピーシーフェーズは、9月9日にZoomを用いたWebセミナーを開催しました。このWebセミナーは、大手セレクトショップのユナイテッドアローズにおける新人の早期育成に焦点を当てたものです。
今回は、ユナイテッドアローズの新人の早期育成におけるセミナーの内容について紹介します。
コロナ禍においてオンライン教育は重要性が増している
新型コロナウイルスの影響でオフィスに従業員が集まることが難しいことから、研修や教育はオンラインに切り替えられつつあります。教育・研修のためのマニュアルを動画化したり、デジタル化したりすることで対応する企業が多く見られます。
しかし、「思うように効果が出ない」「研修の質が落ちてしまった」という悩みを持つ担当者も少なくありません。今回ピーシーフェーズが主催したWebセミナーでは、そのような企業担当者向けにユナイテッドアローズにおけるオンライン教育を紹介するものです。
ユナイテッドアローズではすべての研修をオンラインに切り替え
今回のWebセミナーは「なぜユナイテッドアローズはオンラインで優れた販売員を育てられるのか～新人の早期育成で見えてきた効果とCX向上への更なる挑戦～」というタイトルで実施されました。
ユナイテッドアローズでは、対面研修ができなくなった現在はすべての研修をオンライン形式に切り替えています。経営理念や研修資料、マニュアルなどのさまざまな教育コンテンツを動画化し、教育体系や環境を再構築しました。
また、自社の全従業員を対象にした全社教育機関「束矢大學」を始めとし、従業員の育成に力を入れています。今回のWebセミナーでは、そのなかでも新人の早期育成にフォーカスした最新の取り組みが紹介されました。
オンラインで従業員をスキルアップする遠隔トレーニングの方法や、入社後に即戦力化するための研修内容などのノウハウが語られています。
DX推進のためにも人材教育は必要不可欠
人材育成・人材教育は企業にとって重要な課題です。より効率よく、効果的に働くために教育は必須ですが、近年注目されているDX推進においても人材の教育は重要視されています。
DX推進と聞くとICTツールを導入すればよい、と考える方も少なくありませんが、DX推進の真の目的はICTを用いて企業に変革をもたらすことです。企業にとって人材は財産であり、真の意味でDX推進を成功させるためには人材の育成が欠かせません。
今回のユナイテッドアローズのWebセミナーは当初200名が定員だったところ、好評につき300名まで増枠されています。オンラインにおける教育は多くの企業が注目するところであり、いち早くそのノウハウを自社に取り込むことが望まれているといえるでしょう。
