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テレワーク時代に求められるオフィスカジュアルな青山商事の新ブランド「ヘヤウェア」

広報部

2021.05.18

2020年から新型コロナウイルスによって私達の生活は大きく変化し、働き方も変わってきました。新しい働き方としてテレワーク(リモートワーク)が普及し、消費者の価値観やニーズも変わってきています。そんななかで、洋服の青山などを展開する青山商事はテレワーク時代に則したオフィスカジュアルな新ブランドの商品の販売を開始しました。

今回は、青山商事の新ブランド「HEYA WEAR(ヘヤウェア)」について紹介します。

東京都内のテレワーク実施率は以前半数以上

はじめに、直近のテレワーク実施率について簡単に触れます。東京都の調査によれば、2021年4月の都内企業のテレワーク実施状況は56.6%であり、2020年4月以降は半数以上がテレワークを続けている状況です。

コロナ以前の2020年3月時点ではテレワーク実施率は24%であり、まさにテレワーク時代に突入したと言えるでしょう。

参考:テレワーク実施率調査結果をお知らせします!4月の調査結果(東京都)

オフィス・テレワークに対応できるスタイルの新ブランド「ヘヤウェア」

このような状況のなか、青山商事は2021年4月20日に新ブランドの「HEYA WEAR(ヘヤウェア)」をザ・スーツカンパニー公式ECサイトで限定商品として販売を開始しました。

ヘヤウェアは「多様性、時短、シーズンレスなベーシック」をコンセプトに今の時代に求められているスタイルを表現しています。オフィススタイルのカジュアル化やテレワークの浸透などによる新しい働き方、価値観の変化による着こなしの多様化に対応。

適度なゆとりをもたせたシルエットと動きやすいストレッチ性、軽量でなめらかな肌触りによって部屋着のような快適な着心地を提供しています。部屋着のようでカジュアル過ぎず、テレワークやオフィス出勤などのさまざまなシーンでの着用が可能です。

消費者の変わりゆくニーズへの対応が必須

青山商事は洋服の青山をはじめとするビジネススーツが主力製品ですが、新型コロナウイルスの影響によるテレワークの普及によって大きく経営の舵を切らざるを得なくなったといえます。

しかし、シェアオフィス事業(BeSmart)を展開したり、今回のヘヤウェアの販売を開始したりと、この時代に則した消費者の変わりゆくニーズへの対応を実施。シェアオフィス事業では需要の減った既存店舗の一部を貸し出すなどの遊休資産としない工夫が行われています。

消費者の価値観やニーズが大きく変化したいま、販売業における供給の形もニーズに合わせて変化する必要があります。

〈参照〉青山商事/オフィスもリモートワークにも新ブランド「ヘヤウェア」/流通ニュース

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