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インスタグラマーと連携した新たな販促活動/イオンのホームコーディ

広報部

2020.10.13

イオンのプライベートブランドである「ホームコーディ」では、新たな販促活動として9人のインスタグラマーをアンバサダーとして起用する活動を開始しました。消費者目線で実際に商品を使用してもらうことで、商品開発などに活かす目的です。

今回は、イオンのホームコーディが実施する新たな販促活動について見ていきましょう。

ホームコーディとインスタグラマーの連携

ホームコーディは「長く使えて、シンプルで、上質な商品で、暮らしをコーディネートする」をコンセプトにライフスタイルを提案するイオンのホームファッションブランドです。インスタグラムに公式のアカウントを持ち、新商品やコーディネート提案を投稿しています。

インスタグラムをさらに活用するために、9人のインスタグラマーをアンバサダーとして起用しました。アンバサダーの活動として、主に次のような協力を依頼することとしています。

  • 消費者目線のリアルな意見のアップ
  • 公式インスタグラム用投稿写真の撮影協力
  • 告知のシェア依頼
  • 新商品発売前モニター、アンケート協力

くわえて、デジタルを活用した販促施策として、2020年秋冬カタログから店頭の紙カタログをWebページへと変更し、外出しにくいコロナ禍でも消費者との接点を保つ施策を講じる予定です。カタログ内の商品はECサイトに直接誘導することで商品購入につなげるとのこと。

SNSとの連携は今後欠かせない経営戦略の一つとなる

インスタグラムをはじめとするSNSは、消費者の生活に根付いているサービスとなっています。日本で有名なSNSのアクティブユーザーは次のとおりであり、非常に多くの人が利用していることがわかります。

  • Facebook:約2,600万人
  • Twitter:約4,500万人
  • Instagram:約3,300万人
  • LINE:約8,000万人

SNSで多くのフォロワーを有し、多大な影響力を持つ「インフルエンサー」を起用する企業も多くなっており、SNSとの連携は今後欠かせない経営戦略の一つとなることでしょう。さらには、YouTubeなどの動画配信サービスとの連携や、配信者との連携も大きな効果をもたらす可能性があります。

テレビショッピングのようにインターネットを利用したリアルタイムな商品販売である「ライブコマース」も注目されており、販促活動のデジタル化・オンライン化は今後もますます重要になっていくと考えられます。

〈参照〉ホームコーディ/「インスタグラマー起用」消費者目線の意見配信/流通ニュース

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