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コロナ禍のいま、人との接触を避けるためにフードデリバリーサービスを利用する方は多いのではないでしょうか。さまざまなフードデリバリーサービスが登場していますが、今回はそのなかから「DiDi Food」について紹介します。Uber Eatsの競合として注目されるDiDi Foodについて見ていきましょう。
ソフトバンクと共同で立ち上げられた中国発祥のフードデリバリーサービス
DiDi Foodは、中国発祥のタクシー配車サービスを提供する滴滴出行(ディディチューシン)がソフトバンクと共同で立ち上げた「DiDiモビリティジャパン」によって運営されています。
もともとDiDiはスマホアプリを使って指定した場所までタクシーが来てくれるサービスでしたが、そのサービスをフードデリバリーにしたものがDiDi Foodです。DiDi Foodでは、自宅や職場などの指定した場所に配達パートナーによって30分以内に料理が配達されます。
スマホアプリを利用したサービスであり、その成り立ちからもUber Eatsの競合として注目されているサービスです。
DiDi Foodのサービス提供地域
2020年2月現在では、DiDi Foodのサービス提供地域は大阪と福岡に限られています。
2020年9月から対応中(大阪)
大阪市全域、守口市、八尾市、吹田市、豊中市、松原市、東大阪市、堺市堺区、堺市北区、など
2021年1月から対応中(福岡)
福岡市、春日市、大野城市、糟屋郡新宮町、糟屋郡粕屋町、糟屋郡志免町、那珂川市、太宰府市、古賀市(一部地域除く)
2021年2月25日から対応予定(兵庫)
神戸市(東灘区、灘区、兵庫区、長田区、須磨区、垂水区、北区、中央区、西区)、姫路市、尼崎市、明石市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市(一部地域除く)
以降順次対応予定の地域
東京、広島、京都
広がり続けるフードデリバリーサービス
日本で利用できるフードデリバリーサービスは、どんどん拡大しています。今回紹介したDiDi Food以外にも、Uber Eatsや出前館だけでなく、dデリバリーやRakutenデリバリーなど多種多様なサービスが登場してきています。
今後も新型コロナウイルスの影響はどのように変化するか誰にもわかりません。しかし、多くの飲食店にとって、これらのフードデリバリーサービスを活用しないという選択肢は無いと言えるでしょう。将来的に新型コロナウイルスが収束しても、フードデリバリーサービスによる飲食のオンライン化は不変のものと考えられます。